スクランブル交差点は今や外国人観光客の観光スポット
街を行く人に尋ねてみれば、きっと誰しも住んでみたい街があるはず。けれども理想と現実には、得てして大きな差があるものだ。憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか？ まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は？ 今回は、SUUMOが行った「住みたい街ランキング 2017」で10位にランクインした「渋谷」（東京都渋谷区）について、ライターの金子則男氏が解説する。
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チーマー、コギャル、ガングロ、ルーズソックス、厚底ブーツなど、数多くの若者文化を生み出し、女子中高生の聖地・109や渋谷センター街でもお馴染みの渋谷。住めるものなら住んでみたいと願う人も少なくないでしょう。
交通面に関しては、問答無用の便利さを誇ります。通っているのは、JR山手線、湘南新宿ライン、埼京線、東急東横線、田園都市線、東京メトロ銀座線、半蔵門線、副都心線、京王井の頭線の計9路線。意外にも行きにくいのが六本木ですが、バスがバンバン出ています。一方、道路に目を向ければ、駅の真ん前に国道246号（青山通り）と明治通りという主要幹線が通っており、車の便も悪くなさそうです。
