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変額型の終身保険は「保障のある投資」、元本割れリスクには注意

入っておきたい終身保険は

入っておきたい終身保険は

 マイナス金利の影響で今年4月から保険料が上がった今、新たに保険への加入を考えている人は、選び方を考え直さないとダメと、マネーの専門家は口をそろえる。低金利の今こそ入っておきたいお宝保険の見分け方とは? ここでは「終身保険」編を紹介します。

根強い人気だが、今後は変額型と外貨建てに注目を

 何才であろうと、解約しない限り、一生涯保障してくれるのが終身保険。亡くなった時に保険金が支払われ、葬儀費用などに使えるだけでなく、生前に解約することで老後の資金に充てることもできる。生命保険のなかでは、医療保険と並び、最も契約件数の多い保険だ。

 低金利の今は、解約返戻金の利率が低く、円建て保険の魅力は薄れている。そこで、保険を貯蓄代わりにする人に人気なのが、変額型と外貨建ての終身保険だ。

「変額保険はうまく運用できれば返戻金が増え、悪ければ減るリスクはありますが、最低限の死亡保障はあるので、保障のある投資と考えてください。特にソニー生命の『バリアブルライフ』は、利率が3.5%と高い。外貨(米ドル)建てで運用する保険も利回りが高く、メットライフ生命の『ドルスマート』は予定利率が3%です」(ファイナンシャルプランナー・竹下さくらさん)

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