カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

9月配当金狙いの日経225取引、注意するポイントは?

 今年の4月17日に日経平均株価は1万8202円の安値をつけ、2ヶ月後の6月20日には2万330円まで上昇しましたが、8月11日には1万9296円まで下落しました。こちらの1万9296円という価格が4月17日から6月20日までに上昇した値幅2万330円-1万8202円=2128円に対する50%押しの価格、1万9266円に近似しています。わずか30円の差です。

 そしてその後、相場はいったん上昇しましたがまた下落し、8月21日には1万9271円をつけ、チャートはダブル底のような形になりました。今度は1万9266円と比べてわずか5円の差です。

 このように日経平均株価の推移を見るうえで、フィボナッチの法則が非常に有効なように思えますが、それでは今後、日経平均株価の相場を見る際にどのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか?

 まず考えるべきことは1万9266円を割り込むかどうかです。仮にその価格を割り込めば次の目標価格は61.8%押しの価格になり、その価格をも下に割り込んできたら76.4%押しの価格にまで下落する可能性を考えます。

 このようにしっかりとフィボナッチの法則をおさえ、目安となる価格をあらかじめ計算して知った上でトレードすれば下落に対する不安も薄れるはずです。

【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。

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