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若手女芸人の生活を逼迫させた「義務チョコ」の風習とは

心から感謝の意を表すならいざ知らず、暗黙の強制はキビしい

心から感謝の意を表すならいざ知らず、暗黙の強制はキビしい

 ギャラより高い交通費、ライブチケットのノルマ、アルバイト三昧の日々……などなど、売れない若手のお笑い芸人は給料が非常に安く、お金にまつわる苦労が絶えない。しかし「もらえないだけではなく、“なくなる”こともある!」と息巻くのは、5年間お笑い芸人として活動したことのある元芸人のAさん(30代)。お金がなくなることもある、とは?

「芸人時代は年に数回、事務所のマネージャー、関係のある番組スタッフなどに贈り物をしないといけない時期がありました。まず、お世話になっている人への誕生日プレゼントはマスト。でもそれは1人分だからまだマシ。一番大変なのはバレンタインデーです。顔見知りの事務所の社員、関係のある番組スタッフなど全員にチョコレートを渡していたので、多い年には人数が100人超えることもありました」(Aさん)

 一般社会だったら「義理チョコ」をそんなにたくさんの人に渡す必要はない気もするが、Aさんによれば、それらはすべて「“義務”チョコ」だったそう。

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