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カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

トルコリラ円相場に日本の投資家のボーナス資金流入の可能性も

日本のFX投資家が相場に与える影響は小さくない(写真:アフロ)

 トルコの政策金利は8.00%。マイナス金利政策が続く日本と比べれば格段の高さであり、その高金利を享受するため、スワップ金利狙いでトルコリラ円のトレードをしているFX(外国為替証拠金取引)投資家も少なくない。では12月のトルコリラ円トレードで意識しておくべきことは何か。カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが解説する。

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 トルコリラ円相場の売買比率(くりっく365発表)を確認すると、12月に入ってから少し変化が見られるようになりました。11月と比べて買い玉の枚数が若干減り、売り玉の枚数が若干増える傾向にあります。

 このような変化から、12月のトルコリラ円相場でどのような取引がなされたと考えられるでしょう?

 1つ想定されることは、1トルコリラ=29円台で買い玉を持っていた個人トレーダーが、11月に1トルコリラ=28円台に下落した際に苦しい思いをして、12月に入り1トルコリラ=29円台まで回復したタイミングで買い玉を決済したのではないか、ということです。

「もうあんな思いはしたくない」ということで、買い値くらいまで上昇した際に決済したトレーダーの方も少なくないでしょう。そしてそのトレードから、買い玉の枚数が減ったことが考えられます。

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