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カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

日経平均に外国人「上昇余地あり」、日本人「天井」 どちらが正しい?

日経平均株価は天井圏にあるのか?

 日経平均株価が高値圏で推移しているが、その一方で株価には常に下落リスクもつきまとう。特に、右肩上がりの相場が続いているときほど、そうした警戒感は高まりやすいものだ。ここではカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、今の相場に対する外国人投資家と日本人投資家の見方を分析したうえで、今後の相場展開について予測する。

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 NYダウは約8年間、変わらず上昇傾向が続いています。もちろん途中で調整安をはさんでいますが、基本的には上昇トレンドがずっと続いていると言ってよいでしょう。

 過去を振り返ると、リーマンショックで焼け野原になった後、アメリカは量的緩和を開始し、QE1、QE2、QE3と実施し、ようやく株価が持ち直してきました。

 そして、シェールオイルの採掘が始まり自国で石油を賄えるようになっただけでなく、世界一の石油輸出国にまでなり、そういったこともプラス要因となり、実体経済も上向いている状態です。

 しかし、最近では「NYダウよりも日経平均株価に可能性を感じている」といった話を外国人投資家の方から聞くことがあります。

 NYダウが史上最高値を更新し続けている一方で、日経平均株価はバブル絶頂期の最高値にはまだ遠い価格水準にあります。外国人投資家の方から見ても、やはり日本株に対して可能性を感じているようです。

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