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プチ貧困アイドルの処世術 欲しい物リストをフル活用

SNSはアイドル活動の場としても重要(イメージ)

 共通の趣味や趣向を持つ人と新たな交流関係を作ったり、普段は出会えない人などともコミュニケーションを取ることができるSNS。芸能人にも、出演作の宣伝や自身の知名度アップ、ファンとの交流の場としてSNSを活用する人は多い。中には、芸能事務所に所属せずにTwitterを主戦場にアイドルやモデル活動をしている人もいるという。

 彼女たちは「レイヤー、被写体やっています!有名になりたい!」等の紹介文を並べ、セクシーな自撮りを定期的にアップするという活動を行いながら、ときどき撮影会に呼ばれていくばくかの収入を得ているという。もちろんブレイク前の個人アイドルだからそのギャラも多いわけではない。普段Twitter をメインにアイドル活動をしているというAさん(20代)に話を聞いた。

「現在の収入のメインはバーのアルバイトの稼ぎです。だいたい月に15万円かな。生活はなかなか大変なのですが、Twitterで“ほしい物リスト”を公開することでなんとかやりくりしています」(Aさん。「」以下同)

 ほしい物リストとはAmazonのサービスで「今は買わないけど、そのうち欲しいな」という商品をリストすることができる機能で、他人にも公開することができる。

「Twitterでほしい物リストを公開しておくと、それを見たファンが購入してくれることがあるんです」

 Aさんは、ファンから買ってもらったコスプレ衣装を着てTwitterで写真をアップし、これまた買ってもらったお菓子や雑貨などの感想などをつぶやくと、ファンたちは、自分だけに向けた「お礼」と喜びを感じ、さらに応援に熱が入り、次回のプレゼントへの期待もかかるのだという。

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