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冷めてもいける! ちょっとスペシャルな『銀だこ』の魅力

ねぎがたっぷり乗った銀だこの『ねぎだこ』

 たこ焼きチェーンの代表的存在といえる『築地銀だこ』。1997年にスタートし、昨年20周年を迎え、国内で470店舗以上が営業している。そんな銀だこについて、外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう説明する。

「一般的な屋台のたこ焼きとは多少雰囲気が違うかと思いますが、外側がパリッとしていて、中がトロッとしたたこ焼きでおなじみです。最近では、都内を中心に『銀だこハイボール酒場』という、たこ焼きをつまみにハイボールを飲む、居酒屋スタイルの店舗も増加中で、現在40店舗ほどが営業中です」

 銀だこの『たこ焼き』は8個入りで550円(税込み/以下同)、『だんらんパック16個入り』が1050円、『団らんパック24個入り』が1550円。てりやきソースとたまごサラダが乗った『てりたま』が8個入りで650円、天つゆで食べる『ねぎだこ』が8個入りで650円、『チーズ明太子』8個入りで650円となっている。

「たこ焼きの価格の相場は、場所や店舗の形態によって様々ではありますが、8個入りであれば400~500円程度だといわれています。安い店なら8個で300円というケースもあるでしょう。個人経営のたこ焼き店なら、たとえば『8個入り500円』と書いてあっても、2個や3個おまけしてくれることも珍しくない。そう考えると、銀だこの8個で550円という価格は、決して安いものではありません。しかし、“外はカリッと、中はトロっと”の独特な味わいは、銀だこならでは。だからこそ相場よりもちょっと高くても、全国的に支持されているのではないでしょうか」(小浦氏)

冷たい天つゆにつけて食べる「ねぎだこ」

 少々高めだが、食べたくなる銀だこのたこ焼き。ファンはどんな楽しみ方をしているのか。30代独身の男性会社員Aさんは、会社帰りに銀だこに寄って、8個入りのノーマルたこ焼きを買うことが多いという。

「たこ焼きというと、おやつのような感覚で食べる人も多いかもしれませんが、“つまみがてらの夕ご飯”といった感覚です。銀だこでたこ焼きを買って、コンビニでは缶ビールとお新香なんかを買って、帰宅。そして、たこ焼きとお新香をつまみに晩酌をしながら、CS放送でスポーツ中継なんかを観る。食事だと考えれば、たこ焼きに550円でも、むしろ安上がりですよ」

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