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2018年6月24日 11:00
全国各地の有名観光地には「名物」として知られるお土産がある。ただ、不思議でならないのは、本来なら一つしかないはずの「元祖」や「本家」を名乗る店が“乱立”していることだ。ここでは、全国で知られる甘味の名物を巡る“元祖乱立”について。
ピンク地のパッケージに「伊勢名物」の文字……。
「伊勢参りに行って、『赤福』を買ったつもりが、『お福餅』だった!」と間違える人が続出するのが「赤福」と「お福餅」。知名度は「赤福」のほうが高そうだが、「お福餅」のほうが店名に「本家」とある。「御福餅本家」本店統括・松場規高氏がいう。
「お福餅が赤福のパクリというのは間違いです。御福餅本家の創業は1738年で、今年で280周年。『赤福』は1707年創業とされていますが、どちらも創業当時にどのような商品を売っていたかは、はっきりしていない」
一方「赤福」はこう返す。
「弊社も元祖を主張しておりません。形やパッケージが似ていても、『赤福』というものは他にはなく、伊勢市周辺で一番売れている」(同社広報部)
そう掲げてはいなくても、赤福には“第一人者のプライド”が垣間見えた。
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