家計

エアコンの室外機 直射日光を遮れば電気代5%節約も

室外機を調整することも節約に繋がる

 過去に例がないほど早く「夏本番」が到来した今年。エアコンはつけたいけど、高くつく電気代をどうにかしたい…。ならば、電気代が安くなるエアコン操縦法を知って節約を心がけたい。

1時間程度の外出なら「つけっぱなし」

 まず、エアコンがいちばん電気を食うのはいつか、知っておきたい。それは使用を開始する時。温度が安定している時の3倍以上の電力を消費する。家電コーディネーターの戸井田園子さんが解説する。

「古い製品は安定時でも起動時の半分の消費電力だったので、“こまめに消す”が当たり前でした。しかし、10年以内の製品なら、安定時の消費電力は使用開始時の4分の1~3分の1。昼間の1時間程度の外出なら、つけっぱなしの方が無駄な電力を食いません」

 ただし、外出する時には、必ずカーテンを閉めるのをお忘れなく。

「冷気は、窓を開けていなくてもガラスを通して逃げていきます。日光を遮って室温を上げないためにも、遮光カーテンを閉めて外出しましょう」と戸井田さん。遮光カーテンで日光を遮るだけで、電気代が約5%、27℃設定だとひと夏で約750円節約になるというデータもある。

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