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プロリーグ発足の麻雀に続くか 「競技ポーカー」普及の可能性

「当社運営のアミューズメント施設でポーカーを楽しむ人は20~30代の男性が中心で、最近は女性の来客も増えています。サラリーマンの方が多く、仕事の業界もさまざま。お店はカジュアルな雰囲気なので、ポーカー未経験者がひとりで来店されることも少なくありません」

 麻雀はプロリーグがスタートし、テレビなどのメディア露出が増えることで、競技人口がさらに増える可能性があるだろう。日本における麻雀プロとは、国内の競技麻雀団体のテストに合格し、団体に所属することで、プロ雀士としての一歩を踏み出す。一方ポーカーには、競技プロの明確な定義は存在せず、プロ興行がすぐに発足する可能性は低いかもしれない。ポーカープレイヤーが増える見込みはあるのだろうか。

「ポーカーで使われる期待値を用いた思考法やリスクコントロールの方法は、投資や仕事術として活用されることが多く、ビジネスマンを中心に競技人口が増えていく余地はあります。海外の大学ではポーカーを利用した講義が開かれたこともあり、単なるゲームに終始することはないと思います。

 ポーカールームはコミュニケーションの場でもあります。お酒を片手に会話を楽しむことを目的に来店される方も少なくありません。ポーカーは対戦相手の態度や仕草から情報を得ることもプレイの重要な要素となるので、人を見る目が養われ、人からどう見られているかを考えるようになります。ビジネスマンに有益なスキルを磨ける場所でもありますので、実際のポーカー台を前に体験してみてほしいです」

 なお、カジノを含む統合型リゾート(IR)に関する法案が7月に可決したものの、日本国内でのIR開業は2020年代の中頃となる見込みだ。

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