さわやかの「げんこつハンバーグ」。レアの状態から目の前で鉄板で焼いてくれる
静岡県のローカル外食チェーンとして人気を博しているのが「炭焼レストランさわやか」。『秘密のケンミンSHOW』（日本テレビ系）で取り上げられたこともある静岡グルメだ。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。
「『炭焼レストランさわやか』は、牛肉100％・炭焼きにこだわる『げんこつハンバーグ』を主力商品とするレストランチェーンで、静岡県内に31店舗を展開。持ち帰りや通販などは一切やっておらず、静岡に行かなければ食べられないローカルグルメとしても人気です」
主力商品の「げんこつハンバーグ」は、中身がレアの状態で客席に運ばれ、それをアツアツに熱した鉄板で店員が目の前で食べごろになるまで焼いてくれる。
「『げんこつハンバーグ』は、中身が少々赤いくらいが肉汁もたくさん出て食べごろ。いわば、ミディアムレアでも食べられるハンバーグということで、その分素材の鮮度も重要になってきます。ハンバーグは毎日工場で生産し、それを店舗に出荷しているのですが、届いたその日のうちに提供するというのが原則になっているようです。つまり、品質を保つためには工場から近い静岡県内にしか店舗が出せないというわけです」（小浦氏）
『げんこつハンバーグ』は250gで税込み1058円。200gの『おにぎりハンバーグ』は税込み950円だ。
「特徴的なハンバーグではありますが、価格もお手頃。ボリューム感もあってリーズナブルな商品だと思います」（小浦氏）
