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【ドル円週間見通し】6日投開票の米中間選挙が最大の焦点に

・11月5日-9日週に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(欧)ユーロ圏9月小売売上高 7日(水)午後7時発表予定
・予想は前月比+0.1%
 参考となる8月実績は前月比-0.2%。食品・飲料やオンライン・通信販売が減少した。9月については前月減少した反動で食品、飲料の売上増が見込めるが、自動車燃料などの売上高は減少するとの見方が多く、全体的には小幅な伸びにとどまる見込み。

○(中)10月貿易収支 8日(木)発表予定時刻は未定
・9月実績は+2132.3億元
 参考となる9月実績については、ドル建て輸出は前年同月比+14.5%、輸入は同比+14.3%。米国による関税拡大や中国企業の輸出受注減少の兆しにもかかわらず、輸出は市場予想を上回った。9月の貿易収支はドルベースで+316.9億ドルとなったが、10月については輸出の伸びがやや鈍化するとみられており、人民元ベースの貿易黒字は縮小する可能性が高いとみられる。

○(日)9月経常収支 8日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、+1兆7838億円
 参考となる8月実績は+1兆8384億円。貿易収支は-2193億円、第1次所得収支は+2兆2891億円。9月については、貿易赤字はやや縮小する可能性があるが、第一次所得収支の黒字額も縮小すると予想されており、経常黒字額は8月実績に近い水準になるとみられる。

○(米)連邦公開市場委員会(FOMC) 8日(木)日本時間9日午前4時結果判明
・予想は、金融政策の現状維持
 政策金利(FFレートの誘導目標水準)は現行の2.00%-2.25%に据え置きとなる見込み。米連邦準備制度理事会(FRB)は、中立的な金利水準について3%程度と想定しているようだ。労働市場における需給ひっ迫は当面継続すると予想されており、FRBは遅くとも2019年末までに政策金利を3%まで引き上げることを検討しているとみられる。声明で利上げの軌道は変わっていないことを示唆するとみられる。

○主な経済指標の発表予定は、5日(月):(米)10月ISM非製造業景況指数、6日(火):(欧)9月ユーロ圏生産者物価指数、7日(水):(独)9月鉱工業生産、8日(木):(日)9月機械受注、(独)9月経常収支、9日(金):(中)10月消費者物価指数、(中)10月生産者物価指数

【予想レンジ】
・111円50銭-114円50銭

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