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カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

1トルコリラ=20円台で買いポジションを持つのは危険か

現在のトルコリラ円相場の水準をどう見るか(写真:アフロ)

 トルコリラ円相場は8月のトルコショックで底値をツケた後、1トルコリラ=20円台にまで上昇してきた。トルコショック時の1トルコリラ=15円台から約6円上昇しているため、今の水準でも「高くて買いポジションを持てない」と考えるFX(外国為替証拠金取引)トレーダーもいるかもしれない。はたして今のトルコリラ円相場の水準をどう見ればよいのか。FXのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが解説する。

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 今回はトルコリラ円相場についてお伝えします。

 テクニカル分析の観点からトルコリラ円相場についてポイントをお伝えするなら、原稿執筆時点において、週足レベルで移動平均線(トレンド系テクニカルツール)の短期線が中期線を上抜くゴールデンクロスになりかけている状態にある、ということです。

 少しずつ上昇相場の形が出来上がりつつある、ということですね。

 ただ、トルコリラ円相場で買いポジションを持っていれば、しっかりと金利が受け取れるので、私としては「あまり早急に上昇しなくても良い」という感覚です。ポジションをホールドし、定期預金をしている感覚で気長に待つようにしています。

 FXトレーダーの声を聞くと、「1トルコリラ=15円の安値から6円も上がってしまっているから怖くて買えない」という感覚の方も多くいるようです。「こんな高値で入るのは……」と躊躇されている方もいます。

 とはいえ私としては、たかだか6円上がった程度ですから、「まだまだ安い水準にある」という感覚です。

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