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「今のはランエンドヒット」…野球談義に入っていくため覚えておきたい表現【総合編】

【アピールプレー】
 野球には審判がいますが、中には、アウトになるかセーフになるかが相手チームに委ねられているプレーがあります。一番分かりやすいのはベースの踏み忘れ。踏み忘れた瞬間にアウトになるわけではなく、相手チームから「踏み忘れた」と指摘があり、審判がそれを認めたら、初めてアウトになります。ベースの踏み忘れや、タッチアップでランナーが塁を離れるのが早くてアウトになった時に、この単語を使っておきましょう。

例文:「いやー、アピールプレーでアウトとは、審判は良く見てたな~」

【ランエンドヒット】
「ヒットエンドラン」という単語もありますが、より通ぶるために使いたいのはこちら。ヒットエンドランは、「バッターがその球を打つことを前提に、先にランナーが次の塁へ走っておく」というもので、「エンドラン」とも呼ばれ、大変良く使われる戦法です。

 これに対しランエンドヒットは、「ランナーが次の塁へ走る(盗塁する)ことを前提に、バッターがその球を打つかどうかを決める(結果的に打つ)」というもの。バッターが振らなければただの盗塁、バッターが打てばヒットエンドランと見た目は変わりませんが、「ランエンドヒット」と言うと明らかに上級者っぽいので、ヒットエンドランの場面に遭遇したら、「ランエンドヒット」という単語を会話に混ぜておきましょう。

例文:「今のはヒットエンドランじゃなくて、ランエンドヒットだったんじゃないかな」

【インサイドワーク】
 これはキャッチャーに対して使われる単語で、打者を打ち取る能力に長けているか否かを表現する単語です。投球の組み立て、投手の良さを引き出せるかなど、捕手としての役割を果たせているかどうかを表す表現で、「インサイドワークが良い・悪い」という言い方をします。

例文:「打つだけなら森友哉なんだけど、インサイドワークも考えると炭谷はチームに残しておきたいんだよね」

【リードが悪い】
 上のインサイドワークとやや被りますが、日本のプロ野球で投球サインを出すのは基本的に捕手。相手チームにボコボコに打たれると、ヤジを飛ばされるのはまず間違いなく投手ですが、実際には捕手と共犯です。あまりに投手をけなす人がいたら、さらっとこの表現を使いましょう。

例文:「確かに能見はボコボコに打たれたけど、今日の試合は梅野のリードが悪かったよ」

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