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【ドル円週間見通し】欧州リスク残りドルが下げ渋る展開も

・11月19日-23日週に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)10月耐久財受注 21日(水)午後10時30分発表予定
・予想は、前月比-2.1%
 参考となる9月実績は全体の受注は+0.7%、コア資本財の受注は同比-0.1%。10月については、コア資本財の受注は反動増の可能性があるが、自動車部品、機械は減少するとみられており、全体的には減少する見込み。

○(米)10月中古住宅販売件数 21日(水)日本時間22日午前0時発表予定
・予想は520万戸
 参考となる9月実績は515万戸で市場予想を下回った。在庫水準は前年同月を上回っているものの、ハリケーンの影響などで販売件数はやや低調だった。10月については、反動増が予想されるものの、住宅ローン金利上昇の影響が出ていることから、9月実績をやや上回る水準にとどまる見込み。

○(日)10月全国消費者物価コア指数 22日(木)午前8時30分発表予定
・予想は前年比+1.0%
 参考となる9月実績は前年同月比+1.0%。原油高の影響で、エネルギー価格が上昇した。総務省は「緩やかな上昇傾向は変わらない」とみている。10月については、電気料金、ガソリン価格、衣料品価格が上昇する一方、携帯電話の通信料金は下落することから、全体の物価上昇率は9月実績と同水準にとどまる見込み。

○(欧)11月マークイットユーロ圏総合PMI 23日(金)午後6時発表予定
・予想は、52.9
 参考となる10月実績は53.1で2016年9月以来の低水準。貿易摩擦の拡大や政治的な先行き不透明感の高まりで、輸出が伸び悩み、楽観的な見方が後退した。11月については、政治的な関由紀不透明感は払しょくされていないことや、国際貿易環境の改善が遅れており、製造業PMIはやや低下する見込みであることから、10月実績を下回る可能性があるとみられている。

○その他の主な経済指標の発表予定
・19日(月):(日)10月貿易収支、(欧)9月ユーロ圏経常収支
・20日(火):(米)10月建設許可件数
・21日(水):(米)10月景気先行指数
・23日(金):(独)7-9月期国内総生産、(独)11月マークイット総合PMI、(米)11月マークイット総合PMI

【予想レンジ】
・112円00銭-114円50銭

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