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消費増税凍結 賃上げ5年で50万円、日経平均3万円も

バブル期に匹敵するハイペースの賃上げになるのだ。賃上げが消費を後押しし、日本経済は2020年の東京五輪に向けて、次第に沸騰していくことが容易に想像できる。

そこに待っているのは「株価3万円」の世界だ。投資ストラテジストの武者陵司・武者リサーチ代表の見通しである。

「日銀のマイナス金利導入は疑問の余地がない大幅な株高政策です。いまはその効果が消費増税でフタをされ、さらに中国の経済危機や原油安による新興国の経済不安といった悪材料で打ち消されている。

今後の日本の株価は中国経済の動向に大きく左右されるが、中国経済が小康状態でしばらく安定すれば、日本では増税凍結をきっかけにマイナス金利の 効果が本格的に現われてきて、壮大な株価上昇につながる可能性がある。日経平均は年内に2万5000円、来年には3万円が視野に入ってきます」

※週刊ポスト2016年4月8日号

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