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つみたてNISA、金融機関選びのポイントは「対象商品の多さ」

つみたてNISAの金融機関選びのポイントは

つみたてNISAの金融機関選びのポイントは

 昨年1月からスタートした投資の新ルール「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」は、利用者が殺到し、口座開設数はたった1年でたちどころに100万口座を突破。1人1口座しか持てないので、100万人が投資を始めたことになる。

 最大のメリットは、運用で得た利益や分配金が課税されないこと。通常なら約20%の税金がかかるところ、利益を丸ごと受け取れる。非課税投資枠は年間40万円、期間は最長20年間となる。しかし、最初の手続きや商品の選び方などがわかりにくいと思って、躊躇する人も少なくない。ここでは、つみたてNISAを始めるための、金融機関選びから申し込み手続きまでの方法を紹介しよう。

金融機関の選び方

「金融機関の選び方のポイントは『対象商品の多さ』です。最も多いのはSBI証券で146本。次いで楽天証券の143本、松井証券の135本と続きます。取り扱い商品数が少ないと、商品が厳選されているとはいえ、数や種類が限られることで自分の希望に合うものがない可能性があります。選択肢は多い方がよいでしょう。その意味で、ネット証券は、取り扱い商品数が多いためおすすめです。

 逆に、たとえば地方銀行など、取り扱い商品数が極端に少ないところは、よほど気に入った商品がない限り避けたほうがよいでしょう」(ファイナンシャルプランナーの山中伸枝さん)

 なお、楽天証券は、投資信託を保有しているだけで毎月ポイントがもらえるうえ、提携の楽天カードを持っていれば、積み立て注文に楽天カードのクレジット決済を利用でき、1%分のポイントが貯まる。これだけで“利回り1%”が上乗せされるようなもので、お得な仕組みだ。

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