うるる：下落トレンド中だが、長期視点の成長株として期待

注目ポイント

　クラウドを用いて入札情報速報サービスやデータ入力などのBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング、自社の業務プロセスの一部を継続的に外部の専門的な企業に委託すること）事業を展開している企業です。

　同社の魅力はCGS(Crowd Generated Service)が様々なサービスを生み出す可能性です。「シュフティ」に39万人を抱える同社は様々な分野で新しいサービスを開始出来る能力があります。

　あとは既存の主力事業である「NJSS(エヌジェス)」についてまだ伸びる余地があることもあります。

　入札の資格取得企業数は33万社ありますが、同社のサービスを利用しているのは今期末予想で3139件ですから、1％程度しか開拓しておらず、まだまだ大きく伸びる余地があります。

【PROFILE】戸松信博（とまつ・のぶひろ）：1973年生まれ。グローバルリンクアドバイザーズ代表。鋭い市場分析と自ら現地訪問を頻繁に繰り返す銘柄分析スタイルが口コミで広がり、メルマガ購読者数は3万人以上に達する。『日本人が知らなかった海外投資　米国株』他、著書多数。最新の注目銘柄、相場見通しはメルマガ「日本株通信」にて配信中。