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人面魚、矢ガモ、タマちゃん… 平成前期に話題になった動物ニュース

【矢ガモ騒動:1993年】
 東京都の石神井川で矢が刺さったカモが発見され、大騒ぎになったこの事件。矢が刺さったまま飛び回るカモをマスコミが追い続け、騒ぎは1か月近く続きました。その後、カモは保護され、矢を摘出した後に上野の不忍池に放たれました。現在、石神井川沿いには騒動の教訓を受け、「やすらぎの水辺」という記念碑が建てられています。

【ハムスター:2000年】
 20世紀が終わろうとしていた頃に流行ったのがこちら。ハムスターが主人公のアニメ『とっとこハム太郎』の放送がスタートし、ハムスターブームが起きました。その後、一旦はブームが沈静化しましたが、愛くるしい表情や仕草から再び人気を取り戻しています。

【タマちゃん:2002年】
 平成の動物騒動で、もっとも大きな騒ぎだったと思われるのがこちら。連日連夜、ワイドショーがタマちゃんを追いかけました。タマちゃんは、東京都と神奈川県境を流れる多摩川に迷い込んだオスのアゴヒゲアザラシで、多摩川=タマちゃんというネーミングになりましたが、その後、神奈川県の鶴見川や帷子川にも出没しました。その後、2004年頃には姿が見かけられなくなりましたが、当時誕生した「タマちゃんを見守る会」は、今も活動を続けているそうです。

【チワワ:2002年】
 俳優の清水章吾が出演した「アイフル」のCMで一躍人気者になったのがチワワの「くぅ~ちゃん」。金融会社のCMが好感度ランキングで上位に入る珍しいケースとなりました。これをきっかけにチワワブームが到来し、チワワの値段も急騰。しかし2006年、アイフルが強引な取り立てなどにより業務停止命令を受けると、チワワの値段も下がったというのはウソのような本当の話です。

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