家計

ペイ乱立に疲弊してSuicaに回帰も… 「私のスマホ決済」整理術

たくさんありすぎてなにを選べばよいのか…(イメージ)

たくさんありすぎてなにを選べばよいのか…(イメージ)

 7月1日、QRコード決済の7payとファミペイがスタートした。すでにLINE pay、PayPay、メルペイなど、多くのQRコード決済が普及しており乱立状態だったが、さらに選択肢が増えた格好だ。

 一方、従来型のApple PayやGoogle Pay、Suica、PASMOなどの非接触IC系の決済方式や、日本独自の規格FeliCaによる「おサイフケータイ」勢の存在も忘れてはならない。ざっと紹介しただけでも、キャッシュレス決済のパターンは多数あり、ユーザーとしてはその管理をどうするか、頭を悩ませているところだろう。

 30代男性会社員のAさんもその一人。「新しいペイを試すのも使うのも、もう疲れた」と最近の“ペイ祭り”ともいえる状況に辟易としている。

「最初は還元キャンペーンはお得だと思い、色々と試してみましたが、最近は新しいQRコードを導入するのも面倒くさい。レジでのアプリ起動も、たまにもたついてしまうことがあるので、かかっている時間的には、現金で小銭を出すのとあまり変わりないんじゃないかと思います」

 そんなAさんにとって、「改めて魅力を感じた」というのは意外にもキャッシュレス決済の定番ともいえる「Suica」だったという。なぜなのか。

「QRコードのように余計なステップがなく、店舗だけでなく鉄道なども使えるなど汎用性が高いSuicaは本当に便利なんだと再確認しました。今はもう、支払い系を全部Suicaに統一しようかなと考えています。改めて非接触型の偉大さを知りましたし、原点回帰になりそうです」(Aさん)

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。