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賢い薬のもらい方 かかりつけ薬剤師、一包化加算の活用術

2020年5月31日 15:00 週刊ポスト

 注意したいのは、薬を「安くもらう」ことだけ追求して、健康を損なう本末転倒の事態に陥ることだ。

「とくに高齢者の場合、薬の管理が難しくなることもあり、かかりつけ薬剤師が24時間対応してくれると安心できます。また複数の薬を飲んでいるなら、薬局で一包化してもらえば飲み忘れや飲み間違いがなくなります。自分の状況に適した制度なら、積極的に利用したい」(前出・小谷氏)

 もっとも、薬の受け取り方には大きく分けて、病院や診療所でもらう「院内処方」と薬局でもらう「院外処方」の2種類があり、薬剤費に加算される調剤基本料は、院内処方のほうが安い。院外処方には、様々な手数料が加算されるのだ。

 だが、前出の木村氏も制度の賢い利用を勧める。

「確かに院外処方は院内より高くなりますが、薬剤師という第三者のチェックが入るメリットは大きい。何か所もの病院にかかり、それぞれの病院の近くの薬局で薬をもらう人は、薬が重複している可能性があります。処方箋を集めてかかりつけの薬局に一元化すれば、薬剤師が症状を考慮して薬を管理してくれます」

※週刊ポスト2020年6月5日号

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