家計

欲しいものはまずメルカリで検索 「メルカリファースト民」たちの買い物事情

フリマアプリ全盛時代の新たな買い物スタイル(イメージ)

フリマアプリ全盛時代の新たな買い物スタイル(イメージ)

 欲しい商品を探す時、お店に行って探すのではなく、まずはGoogleで検索、あるいはAmazonや楽天など複数のECサイトを巡って探すという人は多いだろう。そうした中で、新品には目もくれず、真っ先にフリマアプリ「メルカリ」で探すというスタイルの人たちがいる。そんな“メルカリファースト民”の買い物事情に迫った。

 メーカーに勤務する30代女性・Aさんは、「家族全員、全身ほぼメルカリ」と明かす。他サイトには目もくれず、メルカリで自分や子供用の服をせっせと購入しているという。

「メルカリといっても、できるだけ値札が付いているものや、新品に近い状態の良い物を購入しています。ユニクロやGUといったファストファンションがより安価で買えることがあるのはもちろん、新品だと手を出せないようなブランド品に手が届くのも魅力。使用済みだと、定価の半額以下のこともあるので、利用しない手はないんです。

 子供服なら、なおのことメルカリがいい。どうせすぐ大きくなるんだし、誰かのお古で十分です。服については、リアル店舗や他サイトで買うことはほとんどありません」(Aさん)

 商社で働く20代女性・Bさんはごく普通の家庭に育ったが、学生時代、中古で購入したバッグを持っていたところ、「Bさんってお金持ってるよね。お嬢様なの?」と言われたことにちょっとした快感を覚えた。それ以来、メルカリで高見えするものを買うクセがついた。

「大学まで地方にいたので、地元では手に入らないデパコス(デパートコスメ)やブランドものをよくメルカリで買っていました。それだけなのに、友人からは『お嬢様』だと思われました。それが気持ちよくて、コスメを中心に、服やバッグなど身に着けるものはすべてメルカリで買うようになりました」(Bさん)

 社会人になった今も、Bさんはメルカリを愛用し続けている。

「最近は家電や食器なんかもメルカリで買います。新品でなくても、『美品』とうたっているものは結構ある。値引き交渉もできますし、まずはメルカリで探すのが習慣ですね」(Bさん)

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