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難関ながら高収入狙える資格 税理士、公認会計士、建築士の平均年収

税理士や公認会計士、建築士の平均年収は?(イメージ)

税理士や公認会計士、建築士の平均年収は?(イメージ)

 人生100年時代、定年後も働き続けるために、仕事につながる資格を持っておくと心強い。学歴や年齢不問の資格も多いが、難関な国家資格を取得すれば高収入も期待でき、断然有利となるだろう。宅建士、行政書士など15の資格を持つ主婦ライターのまいさんが言う。

「医師や薬剤師などと同様、学歴を必要とするものもあり、一般的な国家資格の10倍くらいの勉強時間が必要ですが、稼げる度合いは格段に高くなる資格があります。

 税理士試験は5科目すべてに合格する必要があるため、取得するまでに数年から10年程度かかる難関試験の1つです。ただ、簿記論や財務諸表論などの試験に単体で合格しているだけでも、会計事務所や経理部門で即戦力となる人材として評価されます」

 資格の専門家たちが注目する「難関ながら高収入を狙える」資格3選を紹介しよう。

●税理士
 税金のスペシャリストである国家資格。受験資格には、学歴要件や取得資格、職歴などがあり、そのいずれか1つを満たせば、受験できる。平均年収は892万円。

●公認会計士
 企業の監査と会計を専門分野とする国家資格。受験資格は不問だが、論文式試験の合格率は約10%と難関。平均年収992万円。

●建築士
 二級建築士は建築に関する指定科目を修めて大学・短大または専門学校などを卒業すれば、受験資格を得ることができる。二級建築士の場合、平均年収は500万円前後。

取材・文/廉屋友美乃

※女性セブン2021年8月19・26日号

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