家計

いいスーパーの見抜き方5か条 入口の果物陳列、コロッケ・餃子をチェック

【2】店員と会話がしやすい店を

「イオンスタイル川口」では、客の要望通り、魚をさばいてくれる(撮影/楠 聖子)

「イオンスタイル川口」では、客の要望通り、魚をさばいてくれる(撮影/楠 聖子)

「最近は、コストのかかる“鮮魚の調理サービス”を実施するスーパーが減っていますが、種類が多く調理方法がわかりにくい魚メニューこそ、店員にたずねて料理の幅を増やしたいもの。鮮魚コーナーを設けている店は、客との対話を重視している証拠です」

 魚の調理サービスがある店舗を見つけたら活用してみよう。店でさばいてもらえば、家庭の生ゴミも減るし、さらに調理法を教えてもらえばレシピも増えて一石二鳥だ。

【3】総菜はコロッケ、餃子、唐揚げ、ポテサラを見よ

店で販売されている国産食材で作られた「Shinanoya(信濃屋)」のポテトサラダは売り切れ必至(撮影/楠 聖子)

店で販売されている国産食材で作られた「Shinanoya(信濃屋)」のポテトサラダは売り切れ必至(撮影/楠 聖子)

「スーパーで総菜を作って販売するようになって約40年。当時からどの店にもある定番メニューが、コロッケ・餃子・唐揚げ・ポテトサラダ(ポテサラ)です。ずっと作り続けているからこそ、この4種類がおいしくないのは、スーパーが努力をしていない証拠」

 総菜こそ、スーパーの顔ともいうべきPB商品なので、改良を重ね、こだわって作っているはず。店の真価を問うなら、これら4種の総菜を食べてから判断するのも手だ。

【4】メニューを決めやすい陳列&品揃えか

「アミカ」では、献立を思いつきやすいようオリジナルシールで販促(撮影/柴田 愛子)

「アミカ」では、献立を思いつきやすいようオリジナルシールで販促(撮影/柴田 愛子)

「買い物をしながらその日の献立が決まらない店はNG」

 たとえば、じゃがいもとにんじんの側にカレールーが置いてあれば、「カレーにしよう」とイメージが湧きやすい。毎日3度の献立を考えるのは苦行に近い。その手助けをしてくれるのは良店だ。また陳列を見れば人手が足りているかもわかる。

「棚のいちばん上まで商品が補充され、すき間を埋める“前出し”ができている店は管理が行き届いています」

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