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『ディズニープラス』大幅リニューアルの中身 ユーザーの評価は?

大幅リニューアルで何が変わった?(イメージ)

大幅リニューアルで何が変わった?(イメージ)

 数多くの動画配信サービスがしのぎをけずるなか、今年10月27日に大幅なリニューアルが実施されたのが、主にディズニー関連の動画コンテンツを配信する『Disney+(ディズニープラス)』(以下、ディズニープラス)だ。リニューアルによって視聴できるデバイスの幅が広がり、作品数も多くなった一方で、値上げも実施。はたしてユーザーの満足度はどうなのか、実際の声を聞いた。

 日本国内では『ディズニーデラックス』というサービスから移行する形で、2020年6月にローンチされたディズニープラス。元々『ディズニーデラックス』がNTTドコモと共同で始まったサービスだったということもあり、ディズニープラスに加入するには、ドコモのサービスを受けるためのアカウント「dアカウント」が必要だったが、今回のリニューアルで dアカウントを持っていなくてもディズニープラスに加入することが可能となり、さらにPlayStarion4、PlayStation5、Apple TV、Amazon Fireタブレットなどでも視聴できるようになった。

 また、ディズニー作品、ピクサー作品、マーベル作品などのほかに、「スター」と呼ばれる新ブランドが追加。国内のドラマ作品、アニメ作品を含む、ディズニー以外の映画、ドラマも配信されるようになった。なおリニューアルに伴い、月額料金は770円から990円に値上げされている。

 今回のディズニープラスのリニューアルについて、動画配信サービスに詳しいエンタメライターの大塚ナギサ氏はこう説明する。

「これまでのディズニープラスは、『ディズニー』『ピクサー』『マーベル』『スター・ウォーズ』『ナショナル ジオグラフィック』の5つのブランドで動画が配信されていました。特にディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズの作品を見られるサブスクはディズニープラスのみであり、“独占配信作品を視聴するためのサービス”という色合いも濃かった。従って、“ディズニー関連の作品も観たいし、その他の作品も観たい”というユーザーであれば、ディズニープラスとその他の配信サービスのそれぞれに加入するというケースも多いんです。

 しかし、今回『スター』という新ブランドが追加されたことで、独占配信ではない作品も多くラインナップされることとなります。もちろん、ほかの配信サービスに比べると『スター』で配信される作品数はそこまで多くはないんですが、ディズニープラスのみでもいろいろな作品が見られるようになったので、“ディズニープラスに一本化する”というユーザーも出てくるかもしれません」

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