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丸紅:底堅いキャッシュ創出力、財務改善、株主還元方針の改良を評価

2022年1月24日 20:00 マネーポストWEB

丸紅(8002):市場平均予想(単位:百万円)
丸紅(8002):市場平均予想(単位:百万円)

企業概要

 丸紅(8002)は、5大商社(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)の一角。多角展開しており、重視される実態純利益(一過性の損益を除いたもの)の構成比は、食料14%、アグリ(農業資材)18%、化学品6%、エネルギー5%、金属25%、電力6%、インフラ3%、航空・船舶2%、金融6%、建機・産機・モビリティ6%、情報・不動産7%となっており、非資源事業が7割を構成します。

 非資源事業は資源事業に比べて収益の安定性が高いことから、多くの商社が非資源分野の収益強化を進めている分野です。同社は商社の中でも非資源事業の割合が高く(三井物産では過半が資源分野)、安定的に利益を稼ぎ出せる体質が外部環境下での競争力となっています。

 事業分野が多岐に渡り、さらに利益の安定性高い非資源分野が多くを占める事業構造から収益力は底堅く、さらに最近のキャッシュフローを重視した経営によって収益力が向上していることが評価されます。

注目ポイント

 足元では、利益成長により、基礎営業キャッシュ・フローが38%増(696億円増)の2522億円のプラス。株主還元後フリーキャッシュ・フローは1434%増(961億円増)の1028億円のプラスと大幅拡大しています。

 底堅い収益力と事業強化による利益創出により、22/3期のROEは約20%となると予想されています(21/3期実績ROEは15.5%)。

 新規投資の一方で投資回収も進めることでキャッシュフローを維持しているのも、注目ポイントです。

 例えば2021/3期には1118 億円の新規投資が行われましたが、海外発電事業や再保険事業の売却などによって1083億円を回収しています。つまり、新規投資資金の多くが既存投資の回収で賄われているということになります。

 今期も通期の回収計画1000億円に対し、上半期で498億円が回収されています。これらのキャッシュ・フロー重視の経営により、財務面ではネット有利子負債が減少。この結果、今22/3期末のネットDEレシオは0.8倍程度まで改善する見込みとなりました(21/3期末は0.88倍)。中期経営計画のもう1つの成長戦略「財務基盤の再生・強化」に目途がつきつつあるといえます。実際、ネットDEレシオは20/3期末の1.16倍から大幅に改善しています。

【プロフィール】戸松信博(とまつ・のぶひろ):1973年生まれ。グローバルリンクアドバイザーズ代表。鋭い市場分析と自ら現地訪問を頻繁に繰り返す銘柄分析スタイルが口コミで広がり、メルマガ購読者数は3万人以上に達する。最新の注目銘柄、相場見通しはメルマガ「日本株通信」にて配信中。

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