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【相続の備え】大切なのはコミュニケーション 財産総額・相続人を把握するコツ

2022年8月14日 7:00 週刊ポスト

親子とはいえプライベートな情報や保有する資産を聞くのはハードルが高い?(写真:イメージマート)
親子とはいえプライベートな情報や保有する資産を聞くのはハードルが高い?(写真:イメージマート)

 盆の帰省で久しぶりに親や兄弟姉妹と顔を合わせるなら、片づけておきたい話題がある。それが将来の「相続」だ。面倒な手続きや書類集めが必要なイメージがあってつい敬遠しがちだが、ズボラな人でも無理なく盆休み期間でこなせるように、相続の話し合いで「これだけは準備しておく」という必要最小限の備えを解説していく。

 行政書士でファイナンシャルプランナーの柘植輝氏が、相続の大まかな流れを解説する。

「相続の手続きは実はとてもシンプルで、『3つのステップ』だけで完了します。まずは『相続財産の棚卸し』を行ない、その次に『相続人を確認』。最後に『遺産の分け方を決める』という手順です。仮に相続税が発生するなら、被相続人(親)の死後10か月以内に書類をまとめて税務署に申告する必要があります」

 財産を調べる際は、大きく3つの項目に注目する。「不動産の評価」「金融資産」「借金」。これら3つは全体の財産のなかでも重要な要素となるので、早めに把握することが大切だ。

 続いて、相続の権利がある相続人が何人いるのかを確認する必要があるが、「調べ方にはコツがある」と夢相続代表で相続実務士の曽根惠子氏が言う。

「高齢の親の場合、子供が親の離婚歴や“前妻の子”の存在を知らないケースがあります。調べるには親が生まれてからの戸籍謄本を全て集めるのが確実ですが、できれば親から話してもらいたい。お盆のタイミングで親のこれまでの人生についてじっくり聞いてみると、流れのなかで話が出てくるかもしれません。親への感謝や尊敬の念を持って聞けば、協力してもらいやすいでしょう」

 親子とはいえプライベートな情報や保有する資産を聞くわけだから、子の側の姿勢も重要になる。

「相続人の数さえ分かれば、例えば『4800万円までは相続税がかからないらしいけど、ウチはどうなの?』というふうに親に水を向けられる。そうすることで、細かい内訳はわからなくとも、相続税がかかりそうかどうかくらいは判明します。そうやって少しずつ全体像が把握できれば、不動産の評価額を類推し、そこから預貯金や金融資産などの他の財産の内訳も見えてくる可能性があります」(柘植氏)

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