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ふるさと納税返礼品“冷蔵庫に食材が入らない問題”には「定期便」活用を 食品値上げで人気にも変化

「ふるさと納税」の手続きタイムテーブル

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 来年、寄付金控除を受けるには今年12月31日までに申し込む必要がある。これから年末にかけて、時間との勝負になる。

「これからの季節は鍋セットやクリスマス向けのチキンドラムセット、正月のおせち関連の返礼品が人気になりますが、季節ものは品薄になりやすい。注文が殺到する12月までに受付終了になることも多いので、早めの注文が望ましい。

 また、最近は寄付者が指定した宛先にお歳暮として届けてもらえる返礼品が増えました。配送伝票の差出人欄が寄付者の住所氏名になり、ふるさと納税の返礼品とわからないように配慮された優れものですが、配送日指定で確実に送るためには11月初旬までには申し込みたい」

 駆け込み注文にはこんな落とし穴もある。

「返礼品の配送がピークを迎える年末にかけて食材を一気に申し込むと、複数の返礼品が同時期に届き、冷蔵庫や冷凍庫に食材が入りきらなくなってしまうことも。毎月、あるいは数か月ごとに返礼品が届く『定期便』を使えば配送が分散されて、無理に品物を消費する必要がなくなります」

※週刊ポスト2022年11月4日号

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