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メルカリ、楽天ラクマ、PayPayフリマ、ヤフオク!…フリマアプリを比較 高く売るコツは

フリマアプリ毎にどんな特徴があるのか?(イメージ)

フリマアプリ毎にどんな特徴があるのか?(イメージ)

 壊れた家電や使いかけの化粧品など、通常なら捨てがちなものまで売れるのがフリマアプリ。しかし、メルカリ、楽天ラクマ、PayPayフリマ、ヤフオク!……その違いが分からないという人もいるかもしれない。それぞれの違いはどこにあるのか──。

「『メルカリ』と『楽天ラクマ』は女性ユーザーが多く、『PayPayフリマ』と『ヤフオク!』は男性ユーザーが多い印象です。各社とも、フォーマットに従って入力するだけで簡単に出品できます。匿名で配送できるサービスがあるのも、4社の共通点です」(フリマアプリブロガー・ころたんさん、以下同)

 では初心者ならどのフリマアプリで始めたらいいのか。

「自宅の不要品をメインに売るのなら、『メルカリ』がおすすめです。売れた後も配送業者の変更ができるなど、融通の利くサービスが多いんです。商品が売れたときに引かれる販売手数料は4社の中で最も高いですが、その分サポートが手厚いので初心者でも安心です」

 出品者・購入者の手数料から、ユーザー層、売れやすいものなど、別掲の表にまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。

メルカリ・楽天ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオク!を徹底比較

メルカリ・楽天ラクマ・PayPayフリマ・ヤフオク!を徹底比較

価格の末尾は99円にするテクニック

 では、フリマアプリで上手く売るにはどうすればいいのか。ユーザー数が多くライバルも多いメルカリで出品する際のコツをメルカリ物販コンサルタントの宇田川まなみさんはこう語る。

「自分が出品している商品と同じようなものがいくらで売れているか調べ、独りよがりの価格をつけないことが大切。売れている人の写真の撮り方を真似るのもおすすめです」

 売れた際、販売手数料が引かれて手元に残るお金は、1000円と999円では同じ。買う方からすると、1円でも安い方がいいので、販売価格の末尾を99円にしておくこともテクニックのひとつ。出品時間も重要で、多くの人がメルカリを見ている時間帯が21~23時。特に週末が売れやすいのでこのタイミングに出品するのもいいだろう。

【プロフィール】
フリマアプリブロガー・ころたんさん/「メルカリ・ラクマ・ヤフオク活用辞典」で、フリマアプリの利用術を発信中。取引件数は2300件以上、売上は月平均10万円。

取材・文/鳥居優美 撮影/政川慎治

※女性セブン2023年1月1日号

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