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iPhoneのバッテリー交換料金値上げに悲鳴 「わざと消耗させる」ユーザーの必死の対策

iPhoneバッテリー交換料金の値上げでユーザーたちの選択は(イメージ)

iPhoneバッテリー交換料金の値上げでユーザーたちの選択は(イメージ)

 急激に進んだ円安を受けて2022年7月、iPhoneが値上げされたことは記憶に新しい。そして今度は修理代金も値上げされることが、同社の修理サービスページで告知された。Appleは今年3月1日以降、保証対象外のiPhone 14より前の機種のバッテリー交換料金を3000円値上げする。例えば、iPhone 11なら現行9800円だったものが12800円になるのだ。iPhoneユーザーたちは、端末価格の値上げの時とはまた異なる、複雑な感情を抱いているようだ。

長く使いたいからこそバッテリー交換が必須なのに

 メーカー勤務の30代男性・Aさんは、現在使用しているスマホを使い続けたいと思っていただけに、バッテリー交換代金の値上げは「相当ショック」と話す。

「いろんな作業や、ネット、動画の閲覧はPCがメインだし、写真にこだわりたいわけでもなく、スマホは連絡用ツールみたいなものなので、最低限のスペックで十分。だからこそ、一度スマホを買ったら長く使いたいので、バッテリー交換が必須なのに……。値上げは痛手ですね。もちろん、スマホが高騰する中でバッテリーも値上げするのは仕方ないとも思いますが……」(Aさん)

 Aさんは、現在使用するiPhone XSのバッテリー最大容量の表示が80%になったことから、バッテリー交換を検討しているという。

「2月末くらいに、Apple正規店へ駆け込みで持ち込んで、バッテリーを交換してもらうかもしれません。とりあえず、モバイルバッテリーを持ち歩けばまだ問題なく使えるので、様子見です」(Aさん)

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