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FiscoNews

【寄り付き概況】日経平均は130円高でスタート、ソフトバンクGやアドバンテストなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39072.14;+130.07TOPIX;2784.59;+2.35

[寄り付き概況]

 26日の日経平均は130.07円高の39072.14円と3日続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は106.59ドル安の42982.43ドル、ナスダックは61.02ポイント高の19973.55で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の上院議会証言を控えて、寄り付き後、まちまち。中東情勢は安定も、新築住宅販売件数が予想以上に減少し成長減速が警戒されたほか、議長がインフレの上昇を示唆したことが嫌気され、ダウは売りが先行した。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が支援し、プラス圏を維持。主要指数は高安まちまちで終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、イスラエルとイランの停戦合意後も事態が落ち着いていることが安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で600円近く上昇し、昨日の終値が2月19日以来の高値水準となったことから、利益確定売りが出やすかった。さらに、中東情勢を巡る先行き不透明感から積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は15-21日に国内株を12週ぶりに売り越した。売越額は5243億円だった。今日は、エータイ<369A>が東証グロースに上場した。

 セクター別では、電気・ガス業、海運業、その他製品、電気機器、情報・通信業などが値上がり率上位、精密機器、輸送用機器、鉱業、不動産業、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、藤田観光<9722>、イビデン<4062>、ソシオネクスト<
6526>、フジHD<4676>、コマツ<6301>、スクリーンHD<7735>、古河電工<5801>、IHI<
7013>、良品計画<7453>、パンパシHD<7532>、東エレク<8035>、日立<6501>などが上昇。他方、ルネサス<6723>、三菱電<6503>、スズキ<7269>、オリンパス<7733>、第一三共<4568>、ブリヂストン<5108>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>、三井住友<8316>、ディスコ<6146>などが下落している。

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