*13:03JST 品川リフラ Research Memo(3):セグメント区分を再編し、セクターごとに利益と資本効率を考慮した経営を追求
■品川リフラクトリーズ<5351>の事業概要
1. 経営体制
同社の事業セグメントは、「耐火物」「断熱材」「先端機材」「エンジニアリング」「その他」で構成される。グループの2025年3月期の売上高・セグメント利益構成比(調整額控除前)では、耐火物セクターが売上高65.8%、セグメント利益57.9%と、過半を占める。
グループ企業の事業ドメイン別内訳は、「耐火物セクター」が耐火物事業本部(同社)、品川ゼネラル(株)、(株)セラテクノ、海外の耐火物事業関係会社、「断熱材セクター」がイソライト工業(株)グループ、「先端機材セクター」が先端機材事業本部、事業買収したコムイノベーション(株)、米国子会社、「エンジニアリングセクター」がエンジニアリング事業本部(同社)、品川ロコー(株)とReframaxとなっている。
同社では、事業セクターごとに利益と資本効率を考慮した経営を追求している。「社長(CEO)+経営会議+グループ経営戦略会議」といった経営体制をとり、現在は顧客を紹介し合うセクター間協業も活発化してきている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
<HN>