*13:50JST 豪ドル週間見通し:上昇一服か、6月失業率が手掛かり材料に
■上昇、政策金利据え置きで豪ドル買い強まる
今週の豪ドル・円は上昇。豪準備銀行(中央銀行)は7月8日開催の理事会で政策金利の据え置きを決めたことが豪ドル買いにつながった。理事会メンバーの過半数がインフレ鈍化を裏付けるさらなる情報を待つことを支持した。世界経済の不確実性は低下しつつあり、リスク回避目的の豪ドル買いは縮小していることも影響したようだ。取引レンジ:94円24銭-97円06銭。
■上昇一服か、6月失業率が手掛かり材料に
来週の豪ドル・円は上昇一服か。豪準備銀行(中央銀行)は政策金利の据え置きを決めたが、将来的に利下げの可能性は残されている。7月17日発表の6月失業率が市場予想を上回った場合、将来的な利下げを想定した豪ドル売り・円買いがやや強まる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・17日:6月失業率(予想:4.1%)
予想レンジ:95円00銭-98円00銭
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