東京メトロ日比谷線の沿線別で人口増が予想される駅は(写真:イメージマート)
JRや東京メトロ、都営地下鉄など東京都内には様々な路線の「駅」が点在している。将来にわたり、不動産価格の維持・上昇に直結する人口増が見込まれるのはどのような駅か。沿線別に分析を進めると、興味深い共通項や相違点が浮かび上がってきた。
東京都のとりわけ23区など中心部では、顕著な不動産価格上昇が見られる。バブルともいわれる状況だが、そうした全面高がいつまでも続くわけではないだろう。都内の人口も遠からず減少に転じると見られている。
そこで、不動産コンサルタント会社リーウェイズは国土技術政策総合研究所の『将来人口・世帯予測ツール』をもとに2025年と2035年の人口を比較している。5億件を超える物件データをAIで分析。駅ごとに将来人口の増減を算出してランキング化し、不動産価格に直結する人口予測について都内ベスト200、ワースト200を抽出している。
マネーポストWEBでは、そのランキングを「沿線別」に整理して分析するシリーズ記事を展開中だ。ここまで、都営大江戸線、東京メトロ有楽町線、都営新宿線、そして東京メトロ日比谷線の沿線別ランキングを分析してきた。