*10:42JST 株式会社ランディックス:2026年3月期 第2四半期決算 決算説明文字起こし(2)
ランディックス<2981>
それでは、決算数値と経営状況のサマリーについてご説明いたします。
まず、売上高は128億9,200万円となり、前年同期比で34億200万円増加(+35.9%)となりました。営業利益は19億8,700万円で、前年同期比10億9,700万円増(+123.4%)と、大幅な増益を達成しております。当期純利益は12億1,500万円となり、こちらも前年同期比+127%の増加となりました。
在庫の平均保有期間は4.87カ月と、引き続き安定した水準を維持しています。
経常利益率は14.6%となり、前年の10.4%を大きく上回りました。当社では「経常利益率10%以上の維持」を一つの目標としておりますが、その基準を大幅に超える結果となっております。確定在庫は207億4,900万円、自己資本比率は39.9%と、非常に健全で安定した財務基盤を確保しています。
このように、高い利益率と安定した財務体質を維持できているのは、中期経営計画で掲げる「データDX」と「ストック型ビジネスへの転換」が着実に成果を上げ始めているためです。これらの取り組みにより、自己資本比率を高水準で保ちながら、安定的かつ持続的な成長を実現できるビジネスモデルが確立しつつあると考えております。
続きまして、業績の推移についてご説明いたします。まず左側のグラフに示しております売上高ですが、当社は2019年12月に上場して以来、約5年間で平均成長率20%という高い成長を継続しております。今期の売上目標である240億円に対し、現時点で進捗率53.7%と、計画どおり順調に推移しています。営業利益につきましては、先ほどご説明したとおり上方修正を実施し、利益率15.4%と非常に高い水準を維持しております。
こちらは、四半期ごとの業績推移を示したものです。2026年3月期第2四半期(2Q)の累計では、売上高・利益ともに過去最高を更新いたしました。また、第2四半期単体で見ても、売上高・利益のいずれにおいても過去最高を達成しております。
続きまして、上方修正および増配についてご説明いたします。まず、上方修正についてです。営業利益につきましては、期初予想の25億4,000万円から28億円へと修正し、約10.2%の上方修正となっております。これに伴い、配当金についても増配を決定いたしました。第1四半期(1Q)時点で一度増配を発表しておりますが、今回が2度目の増配となります。具体的には、1株あたり5円の増配を実施し、年間配当金は合計47円を予定しております。
さらに、来年2月13日に当社は設立25周年を迎えます。株主の皆様への感謝の意を表するため、記念優待を実施いたします。具体的には、200株以上保有の株主様全員に、デジタルポイント1万5,600円相当を一律付与いたします。基準日は2025年12月末としており、該当する株主様に配布いたします。この施策は、年間の合計利回りが5%に届くように想定して設定しております。なお、当社が従来より実施している「ランディックス・プレミアム優待倶楽部」の優待制度は通常どおり継続するとともに、今回の25周年記念優待を追加で実施する形となります。
株式会社ランディックス:2026年3月期 第2四半期決算 決算説明文字起こし(3)に続く
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