スマホやPCの価格は「3月頃までが最後の安定期」か(イメージ)
怒濤の値上げラッシュが家計を締めつけた2025年が終わったのもつかの間、今年も値上げの波は止まらない。食品や日用品のみならず、交通費や通信費など暮らしに直結するあらゆるものが高くなる。“ただの節約”では追いつかない値上げラッシュにどう立ち向かうべきか──「お金のプロ」のワザを聞いた。
電車定期券、航空券は3月までに駆け込み
いまはその兆しは見えていないものの、シャンプーやカラー剤などの原料や光熱費の値上げで今年は美容院代なども上がる可能性があると、ファイナンシャルプランナーの安部智香さんは言う。
「いままで1か月に1回、白髪染めのために通っていた美容院を3か月に1回に減らしました。トップだけを隠せるウイッグを買ったんです。3万円くらいしましたが、美容院代が減ったのですぐに元が取れました。同時に、毎月通っていたネイルサロンもやめました」(安部さん)
新年度が近づいている中、生活に大きな影響を与えそうなのが交通費だ。JR東日本は3月14日から平均7.1%の運賃値上げを予定しており、ほかの鉄道各社も春から夏にかけて値上げする見通しだ。対策としては、なるべく安いうちに定期券を買っておくことに尽きる。ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんが言う。
「定期券を使っているなら、値上げされる3月14日までに買っておきましょう。時間をずらしたオフピーク定期券が使えるなら、約15%定期券代を抑えられます」
生活経済ジャーナリストで立教大学経済学部特任教授の柏木理佳さんは、「電車を使うのをやめた」と話す。
「電車をやめてコミュニティバスを使えば、1、2駅なら100円で行けます。また、徒歩やレンタル自転車を利用することも増えました」(柏木さん・以下同)
航空券も春以降、段階的に上がっていく見通しのため、GWやお盆に旅行や帰省をするつもりなら、早割の活用は必須。昨年の早割キャンペーンがいつ頃から始まっていたかを参考に、航空券を確保しておこう。
「円安ではありますが、中国人観光客が大幅に減ったことから、今年は国内旅行が安くなる見込み。京都でも1泊3000円から泊まれる宿が出てきているほどなので、去年よりもお得に国内旅行ができそうです」
