ちゃんと食品を管理すれば月約5000円の食費を削れるという(くぅちゃんさんの冷蔵庫の中身)
食品、日用品、光熱費と、あれもこれも値上げが続き、お金を貯めたくても貯められないと嘆いている人も多いだろう。そこで “節約賢者”の冷蔵庫、財布の中身、買い物術を徹底リサーチ。物価高の時代を生き抜く“賢技”を教えてもらった。
買い物前に残り物をチェック
「買い物は基本週1回で、『無駄なものを買わない』『食品ロスを生まない』を徹底しています」
とは、6年で1000万円を貯めた、時短節約家のくぅちゃんさん(44才)だ。
買い物の前に冷蔵室に残っている食材をチェックし、それらを使い切るレシピを考えてから出かけるという。
「前の週に残った食材を確認することで、残りがちな食材=自分には使いにくい食材ということがわかります。さらに残った分は食材を買いすぎたということなので、だんだんと家族の適量がわかってきます」(くぅちゃんさん・以下同)
くぅちゃんさん「財布の中身リスト」
さらに、「どうせ使うから」「いつか食べるから」という理由では買わない。
「近所に『まいばすけっと(※注)』があり、私はそこを“第二の冷蔵庫”だと思っています。足りなくなったら買いに行くというスタンスが私には合っています」
【※注/イオングループが展開する都市型小型食品スーパーマーケット。コンビニエンスストアのように生鮮食品から日用品まで、日常に必要なものが一通り揃っている。イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」の商品も多く取り扱う】