ぴーちさんのメインの冷凍室には、お弁当用に小分けにした総菜も保存
あらゆるものの値上げが続き、お金を貯めたくても貯められないと嘆いている人も多いだろう。そこで “節約賢者”の冷蔵庫、財布の中身、買い物術を徹底リサーチ。物価高の時代を生き抜く“賢技”を教えてもらった。
おつとめ品を最初にチェック
10年で3000万円貯めた節約主婦のぴーちさん(38才)は、日曜日に平日分の料理を作り置きし、それらを食べ切ってから買い出しに行く。
「安く買った食材を無駄なく全部食べ切ることが、いちばん食費を抑えられます。ですから、冷蔵庫が空っぽになってから買い物に行くようにしています」
ぴーちさん「財布の中身リスト」
買い物ではスーパーの回り方にも工夫が。
「まず、おつとめ品コーナーをチェック。そこで購入した食材でレシピ検索をしてメニューを決めています」(ぴーちさん)
肉や魚が安く手に入るときはまとめて購入し、セカンド冷凍庫で保存。近所の青果店でもおつとめ品の野菜があれば購入。このほか、メルカリ(フリマアプリ)、ふるさと納税、訳あり商品などが格安で購入できるショッピングサイト『サンプル百貨店』なども活用しているという。
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