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FiscoNews

【ランチタイムコメント】日経平均は大幅反発、中東情勢の緩和期待で投資家心理改善

*12:01JST 日経平均は大幅反発、中東情勢の緩和期待で投資家心理改善
 日経平均は大幅反発。2064.61円高の53128.33円(出来高概算10億9153万株)で前場の取引を終えている。

 前日3月31日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は1125.37ドル高の46341.51ドル、ナスダックは795.99ポイント高の21590.63で取引を終了した。イラン攻撃が長引かないとのトランプ大統領の見解を受けて投資家心理が改善、長期金利の低下も支援し、相場は続伸した。中盤にかけて未確認ながら「条件が合えば戦争終了の準備がある」とのイラン大統領の発言が現地メディアで報じられ、期待感に相場は一段高。終盤にかけて上げ幅を拡大した。

 米株式市場の動向を横目に、4月1日の日経平均は895.75円高の51959.47円と5日ぶり反発して取引を開始した。朝方に上げ幅を大きく広げると、その後もじり高基調となり、前引けにかけて本日高値圏でもみ合う展開となった。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、米国とイランの軍事衝突が終結に向かうとの観測が投資家心理を改善したほか、日経平均は昨日までの4日続落で2600円を超す下げとなったことから押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。

 個別では、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、キオクシアHD<285A>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、TDK<6762>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、中外薬<4519>、豊田通商<8015>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>などの銘柄が上昇。

 一方、KDDI<9433>、ネクソン<3659>、商船三井<9104>、ニトリHD<9843>、デンソー<6902>、NTT<9432>、パンパシHD<7532>などの銘柄が下落。

 業種別では、銀行業、非鉄金属、電気機器など多くの業種が上昇した一方で、海運業のみ下落した。

 後場の日経平均株価は、上げ幅を保てるかを見極める展開となりそうだ。前場は前日までの急落に対する買い戻しと米株高を手掛かりに大きく切り返したが、短時間で2000円超上昇しただけに、後場は戻り待ちの売りや利益確定売りも出やすい。
日銀短観では大企業製造業DIがプラス17へ改善し国内景況感を下支えしたものの、先行き判断は悪化しており、強気一辺倒にはなりにくい。為替は1ドル158円台後半と朝方より下げ渋っており、輸出関連の支えになり得る一方、原油価格は1バレル100ドル超で高止まりしているとされ、資源高の影響は引き続き意識される。今晩米国でISM製造業景気指数やADP全米雇用報告、小売売上高の発表が予定されるなか、指数の戻りが速かっただけに買い一巡後の需給整理も焦点となる。

<AK>

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