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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】株式会社ケイファーマ:2026年12月期第1四半期決算説明会文字起こし(7)

*11:07JST 株式会社ケイファーマ:2026年12月期第1四半期決算説明会文字起こし(7)
ケイファーマ<4896>

■ケイファーマ 福島様
はい、ありがとうございます。今ビデオの説明にありました通り、脊髄の回復がどのようなメカニズムで行われるのかという点が確認されてまいりました。特にiPS細胞においては、3番目のポイントである「Myelination」、つまり軸索が伸長し、しっかりと覆われることで、神経本来の機能が回復できるというところまで証明できてきております。

実際にこれまで、慶應義塾大学を中心に医師主導治験を進めてまいりました。スキームとしましては、京都大学のiPS細胞を活用し、大阪医療センターで神経前駆細胞(神経幹細胞)へと分化誘導いたします。それを慶應大学へ搬送し、適合する患者様がいらした際に移植を行います。移植の約1ヶ月後からは、村山医療センターにてリハビリテーションを受けていただくという流れです。患者様には1年間入院していただき、その回復状況を詳細に追ってまいりました。

昨年の3月21日に開催された日本再生医療学会での慶應大学の発表内容を確認しますと、4例のデータがございます。スコアで「A」という、最も重度な完全麻痺の患者様4名にエンロール(登録)いただき、実際にこの手法で移植を行いました。その結果、2例の患者様において、スコアAからCへの改善が見られました。Aが最もシビアな状態でEが正常を指しますが、その中間のCまで回復できたということです。具体的には、自力で食事をし、車椅子に乗れる状況まで改善したという成果が得られております。もう1人の患者様においては、スコアAからDまで改善が見られました。Dというのは自立して立てる状況を指しており、こうした結果から、安全性とともに有効性の推測も十分に可能になったと考えております。

我々は現在、株式会社ニコン・セル・イノベーションと業務提携を結び、移植用の細胞を製造する状況にあります。基本合意に基づき、ニコン様と連携して製造に向けて準備をしています。

また、もう1つの大きな動きとして、慶應義塾大学とは引き続き密接に連携しておりますが、同時に当社内でも製造プロセスの開発やスケールアップの検討、さらには承認を見据えた企業治験の準備、そしてその先の販売体制までを視野に入れて事業を推進しております。これらを治験薬の提供、さらには商用化へと着実につなげていくための準備を整えている状況です。

株式会社ケイファーマ:2026年12月期第1四半期決算説明会文字起こし(8)に続く

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