*01:49JST 【市場反応】ECBは予想通り利上げ決定、追加利上げ観測もユーロ買い限定的
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り主要政策金利を0.25%引き上げ2.40%とした。声明で、「利上げ決定には十分な根拠、さまざまなシナリオで」と説明した。「データ次第で、会合ごとのアプローチを継続」「特別な金利軌道を事前に公約せず」と再表明。ラガルド総裁は会見で「イラン戦争がユーロ経済の重し」とし、インフレ見通しリスクが上方、成長見通しリスクは下方と指摘した。
市場は追加利上げを想定している。一方、関係筋によると「政策当局はもし、エネルギー価格が現状維持した場合、7月据え置きへ」との報道もある。
ユーロ・ドルは1.1544ドルまで上昇後、1.1513ドルへ反落。ユーロ・円は185円30銭から184円80銭まで下落。ユーロ・ポンドは0.8631ポンドから0.8644ポンドまで上昇後、0.8637ポンドへ反落した。
【金融政策】
・欧州中央銀行(ECB):2.4%
・主要政策金利
・予想:2.40%
・前回:2.15%
・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限) 2.25%
・予想:2.25%
・前回:2.00%
・限界貸出金利(上限) 2.65%
・予想:2.65%
・前回:2.40%
ECB
「APP、PEPPは緩和的で想定できるペースで縮小」
「委員会は全手段を調整する準備」「データ次第で、会合ごとのアプローチを継続」「決定はインフレ見通しなど、リスクを基盤」「2026年インフレ見通し3%(従来2.6%)2027年2.3%(2%)」
「特別な金利軌道を事前に公約せず」「インフレを2%に回復することを公約」
「2026年成長見通し+0.8%(従来+0.9%)、2027年+1.2%(+1.3%)」
「利上げ決定には十分な根拠、さまざまなシナリオで」
<KY>