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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】みずほリース Research Memo(7):新たに策定した「中期経営計画2028」は変革を加速する3年間

*13:07JST みずほリース Research Memo(7):新たに策定した「中期経営計画2028」は変革を加速する3年間
■成長戦略

1. 「中期経営計画2028」
みずほリース<8425>は2026年5月に「中期経営計画2028」(2027年3月期~2029年3月期)を策定した。目指す姿「リース会社から大きな飛躍を遂げ、お客さまと共に未来を共創するプラットフォームカンパニーへ」の実現に向け、「中期経営計画2028」を「変革を加速すると共に、未来の成長を確かなものにする3年間」と位置付け、これまで整備した基盤を拡充しつつ、事業ポートフォリオの変革を加速するとともに、変化に強い経営基盤の構築に取り組む。

前中期経営計画である「中期経営計画2025」(2024年3月期~2026年3月期)で掲げた財務目標(親会社株主に帰属する当期純利益420億円、営業資産残高2023年3月期比7,000億円増加、ROA1.6%、ROE12%)については、一部の目標を2025年3月期に前倒しで達成するなど状況はおおむね順調だった。事業ポートフォリオの変革についても、目標として掲げた構成比「コア分野72%、グロース分野28%」(2023年3月期実績はコア分野79%、グロース分野21%)に対して、2026年3月期実績ではコア分野66%、グロース分野34%となり、目標に接近した。負ののれんを除くインオーガニック投資先収益合計(2020年3月期以降の投資先)が2023年3月期91億円から2026年3月期314億円へと拡大し、各領域の成長をけん引した。また非財務目標に関しても、再生可能エネルギー発電設備容量確保(目標1GW、実績1.2GW)やデジタルIT人財の育成(目標200名以上、実績340名)など、多くの項目で目標を達成した。

「中期経営計画2028」では、財務目標として最終年度2029年3月期に親会社株主に帰属する当期純利益600億円、ROA1.7%以上、ROE11%以上、自己資本比率12%程度、非財務目標として2029年3月期に戦略分野人財の拡充70名増(2026年3月期比)、2027年3月期~2029年3月期平均の人財育成のための投資額2倍以上(前中期経営計画3年間平均比)などを掲げた。財務目標では持続的成長を可能とする財務基盤構築に向け、新たに自己資本比率を目標に追加した。非財務目標では社会的課題解決貢献にフォーカスし、人的資本を軸に目標を設定した。

事業ポートフォリオの変革加速では、重点戦略としてアセットの有効活用(アセット拡大から自己資本の充実と成長を両立するステージとして、高ROA・資産回転型ビジネスを展開)、フィービジネスの強化(アセットを使わないフィービジネスや、投資運用ビジネス、アセットマネジメント事業の強化)、国際事業の拡大(将来の持続的成長に向けて、海外インフラをはじめとする丸紅ネットワークの活用、みずほグループのグリーンヒルやアヴェンダスの活用)、ミドルマーケットの成長支援(みずほグループのミドルマーケット(国内中堅・中小企業)との連携拡大、JOLCO・JOL等の投資運用商品の提供、事業承継対策としてのM&A・事業投資の拡大)を推進する。

変化に強い経営基盤の構築では、重点戦略として人的資本の強化(事業ポートフォリオ変革を支える多様な人財確保、マネジメント力強化、次世代人財育成)、企業カルチャーの変革(自発的・自律的に行動する強い個、新たな価値創出に向けてチャレンジする組織、エンゲージメント向上)、デジタルを活用した生産性向上(AI/テクノロジーを中心に据えた事業ポートフォリオ変革と生産性向上、データ分析による付加価値創出、データガバナンス強化)、リスクマネジメントの高度化(投資判断プロセス高度化、モニタリング/リスク管理体制強化、サイバーセキュリティ等BCP対応高度化)を推進する。なお直近の取り組み事例としては、2026年2月に新本社へ移転した。新本社をドローンで撮影した動画を公開しており、採用強化等にも活用する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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