資産17億円超えを果たした億り人は、どのような“FIRE生活”を送っているのか(写真:イメージマート)
5月の大型連休前に6万円の大台に到達した日経平均株価は、それからわずか1か月半で7万円前後の水準に上昇した。そうしたなか、会社員時代の2001年に元手300万円で株式投資を始め、2026年2月末に資産17億円超えを果たした億り人・シケモク投資家さんは、いまもなお資産を増やし続けている。
シケモク投資家さんが実践する「シケモク投資」とは、たばこの吸い殻である「シケモク」のように、「誰も見向きもしない不人気な小型株」を極端な安値で買って、本来の価値に見合う“適正株価”に戻るまで長期保有することで利益を得る手法だ。それを徹底的に繰り返すことで会社を辞めてもいいと思えるほどの資産を築き、FIREを達成した後の生活とはどのようなものか。シケモク投資家さんに聞いた。
会社員時代には学べなかったことを勉強中
シケモク投資家さんは会社員時代の2017年に、株式投資などで資産1億円超を築いて“億り人”になり、2022年には資産4億円を突破してFIRE(経済的自立と早期リタイア)を実現している。普段どのような日々を送っているのか。
「私は年に数回しか取引せず、デイトレーダーではないので、一日中パソコンの前に張り付くわけではありません。ただ専業投資家としてちゃんとやっていきたいと思っているので、これまで働いてきた時間を活用して、サラリーマン時代には学べなかったことをきちんと学ぼうと思っています。
資産バリュー株投資というのは、企業が保有する現金や不動産、投資有価証券といった企業価値に比べて株価が割安な銘柄に投資する手法ですから、企業価値の評価の仕方や簿記の勉強などもしています。それから、株式投資をしている人のなかには証券アナリストや中小企業診断士などの資格を取る人もいますが、私は資格を取得する目的ではなく、証券アナリストや中小企業診断士になるための本なども読んで勉強しています」(以下、「」内コメントはシケモク投資家さん)
【プロフィール】
シケモク投資家/投資歴25年の個人投資家。大手電機メーカーに勤務しながら2001年に始めた株式投資で2022年に資産4億円に到達したことを機にFIREを達成。決算書や有価証券報告書を読み込み、現金、投資有価証券、不動産など企業が持つ資産価値に対して株価が極端に割安な銘柄を買い、適正株価に達するまで保有する「資産バリュー株投資」を実践。現在の資産は17億円超。2026年6月、著書『サラリーマンが株で4億円。FIREして今17億円』(KADOKAWA)を出版。
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