*08:25JST 米ハイテク株安を映して利食い売りが優勢か
[本日の想定レンジ]
2日のNYダウは594.83ドル高の52900.07ドル、ナスダック総合指数は207.36pt安の25832.67pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比535円安の68325円だった。
本日は、米ハイテク株安を背景に利食い売りが膨らむことが想定される。2日の東京市場は、前日の米ハイテク株安を映して人工知能(AI)関連に売りが集中し、日経平均は約1週間ぶりに終値で69000円台を割り込んで終了した。ローソク足は大陰線を形成した。陰線は5本連続で終値は下向きに転じた5日移動平均線を割り込み強い売り圧力を窺わせた。2日の米国市場で主要株価指数は高安まちまちだった。注目の6月の雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比57000人増と市場予想(115000人増)を下回った。これを受け、早期の利上げ観測が後退し、景気敏感株などを中心に買われた半面、直近で堅調だった半導体など人工知能(AI)関連株には利益確定売りが優勢となった。ナイトセッションの日経225先物は一時67600円台まで下押しており、本日の東京市場はテック株中心に売りが先行することが予想される。米メディアにより、「AI新興アンソロピックがAI半導体の製造パートナーとして韓国のサムスン電子と協議している」と報じられたほか、「米アップルが中国企業2社からメモリー半導体を調達することを検討している」とも伝えられ、米国市場で半導体企業の業績悪化懸念が台頭したことも東京市場に悪影響を及ぼすだろう。AI関連株相場はモメンタム相場で急伸してきただけに、目先は利食い売りや持ち高調整売りによりスピード調整局面を迎える可能性が高いと思われる。一方、前日と同様にシクリカル銘柄や出遅れのバリュー株への資金シフトが続くことが想定され、日経平均への寄与度の大きいハイテク株は下落するだろうが、出遅れ株物色が相場を下支えするとみられ、25日移動平均線近辺で取引を終えることができるのか注目されそうだ。上値メドは、心理的な節目の70000円や71000円、72000円、6月22日高値の72831円、73000円。下値メドは、心理的な節目の67000円や66000円、65000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限69000円-下限68000円
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