今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが10月12日~16日のドル円相場の見通しを解説する。
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今週のドル円は底堅いか。上昇基調で日米協調介入が警戒され、下押し圧力が強まる見通し。ただ、引き締め的な米金融政策への思惑から、米金利高・ドル高は継続しそうだ。
日銀は引き締めに消極的との見方や高市政権の財政運営に対する不安から、円売りに振れやすい地合いが続く。ただ、日本の「防衛ライン」とされる160円が射程圏内に入り、ドル売り・円買い圧力が強まる。
足元で発表された米経済指標は雇用統計をはじめ弱い内容が目立つ。それを受け米連邦準備制度理事会(FRB)の複数の当局者からややハト派的な見解が聞かれ、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ期待は後退しつつある。
ただ、直近FOMCの議事要旨で年末まで引き締め姿勢を堅持する方針が示され、ドルは売りづらい展開となりそうだ。
米国内の人工知能(AI)開発に関する資金需要の観点でも、長期金利は当面高水準を維持するとみられ、ドル買いを支える見通し。ドル円はクロス円に連れ安する場面もみられるが、下げは限定的で回復力は弱くない。
【米9月消費者物価指数(CPI)】(14日)
14日21時半発表の米9月CPIは前年比+3.6%(8月+3.4%)と加速、コア指数は同+2.3%(同+2.4%)とやや鈍化の見通し。米金利高で反応すればドル買い地合いに。
【米9月小売売上高】(15日)
15日21時半発表の米9月小売売上高が引き続き良好なら、国内総生産(GDP)への好影響を期待しドル買い先行。8月分は前月比+1.2%と、予想外に消費の強さが目立った。
