元外国為替ディーラーの松田哲氏が米ドル/円、クロス円の予想レンジ、FX戦略を解説
日銀の利上げ観測の高まりなどを背景に、米ドル/円は9月上旬、152円台まで米ドル安・円高に大きく動き、9月14日現在は153~154円台で推移している。日銀の9月の利上げが確実視されるなか、今後、為替相場はどう動いていくのか。
元外国為替ディーラーで現在、外国為替や投資全般のコンサルティング業務を担う松田哲氏に、米ドル/円、クロス円(米ドル以外の通貨と円の通貨ペア)の年内の予想レンジ、FX(外国為替証拠金取引)戦略、注意点を聞いた。
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1985年から外国為替に従事し、三菱信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などでトップ・ディーラーとして活躍してきた松田氏は、こう分析する。
「1米ドル=152円を割り込めば150円まで一気に円高が進み、さらに円キャリートレードのアンワインド(解消、巻き戻し)」が本格化した場合は140円台までの下落もあり得ます。一方、下値152円のラインを維持できれば、再び160円台へ向かう可能性があります。」(以下、「」内コメントは松田氏)
松田氏の見解の詳細は、関連記事〈【最注目は「1ドル=152円」を割れるか否か】米中間選挙・日銀利上げ…「円キャリートレードのアンワインド」による円高加速に要警戒《歴戦の為替ディーラー・松田哲氏が解説》〉で解説しているが、もし円キャリートレードのアンワインドが本格的に起これば、米ドル/円だけでなく、ユーロ/円、ポンド/円などクロス円にも影響が及ぶという。そんななか、FXではどう戦えばいいのか。各通貨ペアの予想レンジとともに、松田氏が解説する。
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