億り人たちがいま注目する「円高メリット銘柄」とは
28年ぶりに発動された円高へ誘導する日米両政府の協調による為替介入が市場に与えた衝撃は大きかった。円相場の急騰、株式市場の乱高下などマーケットは大荒れの様相だが、歴戦の投資家たちは「有事こそチャンス」と目を光らせる。
マーケットバンク代表の岡山憲史氏が解説する。
「輸入価格を押し上げる円安は物価高の要因として国民生活を圧迫する。もはや放置できないほどの水準まで円安が進んだため、為替介入に踏み切ったわけです」
ただ、介入直後は円高に振れたものの、じりじりと円安に戻る展開に、日米両政府から「追加介入も躊躇しない」との声が上がる。再び介入が実施される可能性もあるなか、どう備えればよいのか。株式投資の達人たちに、今後の戦略について尋ねた。
「円高」をテーマに銘柄を探す
円高は、輸入企業にとってコスト削減につながるメリットがある。「今回も輸入関連が物色され、小売や食品、電力・ガス、外食などの業種が買われた」(岡山氏)ことからも、「円高メリット」銘柄を仕込んでおく選択肢が浮上する。
なかでも岡山氏と資産1.5億円超の「Bコミ」こと坂本慎太郎氏(こころトレード研究所所長)はニトリホールディングス、岡山氏と資産2億円超の兼業投資家・JACK氏は良品計画を揃って挙げた。
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