坂本慎太郎氏が注目する「円高メリット銘柄」とは(写真:イメージマート)
日米両政府の協調による円買いの為替介入によって、ドル円相場は1ドル=163円台から一時155円台まで円高が進んだものの、その後は徐々に円安に戻しつつある。そうしたなかで、株式市場ではどういった銘柄に注目するといいのか。資産1.5億円超の「Bコミ」こと坂本慎太郎氏(こころトレード研究所所長)に聞いた。
日米両政府が「追加介入も躊躇しない」と示唆しているように、この先も円安が進めば再び介入が実施される可能性もある。
「次に介入があるとしても、1ドル=160円を超えた程度では考えにくい。やはり直近の最高値である1ドル=164円を更新する水準になってからだと思います」(以下、「」内コメントは坂本氏)
坂本氏は基本的に「中長期的な円安基調に変わりはない」との考えだが、追加介入を意識するとなると今後も1ドル=164円を超えるような“行きすぎた円安”は考えにくいとする見方だ。
「株式投資の視点で見ると、これまでは円安で輸出企業を中心に買われて株高となってきました。それがAI・半導体関連に調整が入って日経平均は直近では上値が重い。7万円台もしばらくはないのではとネガティブに見ています。
そうなると、注目すべき投資対象も視点を変えたほうがいいかもしれません。これまでAIブームの裏で売り込まれてきた銘柄や日経平均と関係の薄い銘柄などが狙い目となるのではないでしょうか。特に、今回は為替介入による一時的な円高とはいえ、ニトリホールディングスをはじめ円高メリット銘柄が意外に動いている。今後も急激な円安までは行かないと考えれば、海外から輸入して国内で販売する企業にとっては短期的とはいえ追い風になるため、『円高メリット銘柄』に注目しておくのも手だと思います。少なくとも、ここでわざわざ円安メリット銘柄を買うよりも、素直に円高メリット銘柄に目を向けたほうがよいと思います」
そこで、坂本氏が注目する「円高メリット銘柄」をピックアップしてもらった。
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【プロフィール】
坂本慎太郎/大学卒業後、メーカー勤務を経て、日系の証券会社でディーラーとして6年間活躍後、かんぽ生命保険に転職し、株式、債券のファンドマネジャー、株式のストラテジストを7年間経験。個人投資家として1.5億円超の資産を築く一方、2015年に中級者向けのトレード指導を行なう「こころトレード研究所」を設立、所長に。ディーラーとして短期、機関投資家として中長期と幅広い経験や実績に裏付けされた投資アイデアを多数持つ。「Bコミ」のハンドルネームで知られ、テレビ、ラジオ、雑誌など各メディアでも活躍中。著書に『朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術』『ずるい不動産投資―手間暇かけずに毎月50万円の家賃が入ってくる築古区分マンション投資入門』など。
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