かんちさんはどんな銘柄に注目しているのか(写真:イメージマート)
半導体メモリ大手のキオクシアホールディングスは、上場から1年半で株価70倍という急騰を演じ、その後は急落して一時は高値の3分の1以下の水準となった。このキオクシアに代表されるAI・半導体関連銘柄の激しい値動きを受け、次はどのような銘柄に狙いを定めればいいのか。株式投資で10億円以上の資産を築いた投資家の見方を聞いた。
目次
株主優待の拡充で株価も好反応
今回、話を聞いたのは元消防士で投資歴40年以上のかんちさんだ。長期分散投資により保有銘柄は600を超え、資産10億円超を築いている。かんちさんは、AI・半導体株の急騰・急落を経て、相場は好業績株、バリュー株を経て優待株・高配当株へと資金が回帰する「セクターローテーション」が起きるとみている。東証の低PBR(株価純資産倍率)是正やプライム市場の残留基準を背景に、株主優待を拡充する企業も増えているという。
「旧サトレストランシステムズのSRSホールディングス(東証プライム・8163)やサガミホールディングス(東証プライム・9900)などは優待を少し拡充しただけで株価はものすごく好反応を示した。さらに優待がよくなるという期待感で上がっているのでしょう。同業他社の経営者も株価を見ており、同じ和食の木曽路(東証プライム・8160)などにも優待の拡充が広がることを期待しています」(以下、「」内のコメントはかんちさん)
ただ、優待の拡充による株価上昇はそれだけでは一時的なものにとどまると考えられるという。
「キオクシアが6月に高値をつけたあとに逆回転して、7月はバリュー株や優待株がよかった。ただし優待を拡充して株価が上がったとしても、業績がついてこないと株価は横ばいになって上がってこない。最終的に株価が上がるには、好業績の決算と配当金の増額がセットの銘柄が反応がいいという話になってくると思います」
そう語るかんちさんに、今注目している高配当株・優待株を具体的に挙げてもらった。
>プレミアム登録して、かんちさんが選んだ「キオクシアの次にくる期待の高配当・優待株5銘柄」の表組みと解説を見る【初回登録月は無料】
【プロフィール】
かんち/元消防士の専業投資家。投資歴は40年以上で、長期分散投資により保有銘柄は600を超え、資産は10億円を突破している。ポートフォリオ(資産割合)は「高配当株5、優待株3、成長株2」。年約3000万円の配当金収入に加え、優待株では金額換算で年約120万円分の優待品を手にしている。
Xアカウント:@kanti990
